2014年11月10日

玄関




Q 高齢者に配慮した玄関まわりはどんなことに注意すればいいですか?
 手すりをつける、スロープをつくる、段差をなくす、腰をおろして靴をはく、脱ぐスペースを作る(イスを置く)等があります。個々に違うのでその人に合った高さや位置に注意されるとよいと思います。








Q 玄関ドアが色あせてしまいましたが、ドアだけ取替えはできますか?
 限られた種類になりますが、可能です。今のドアに合わせてサイズを加工することができます。また、玄関全体を取替える方法もあります。この場合には枠ごとおおう型になりますのでデザイン的にも選ぶ範囲が増えます。








Q 玄関が狭い為、くつの収納に困っています。何かいい方法はありませんか?
 各建材メーカー、玄関収納ユニットという製品を扱っておりますので組み合わせによって大容量の収納が可能です。








Q 玄関チャイムをカメラ付インターホンに取り替えるのは難しいでしょうか?
 場合によって電源がない場合、電気工事が必要となりますが、電源がある場合には簡単です。








Q 狭い玄関を広くしたいのですが?
 玄関前のスペースに余裕があれば増築するのが一番ですが、できない場合は玄関ドア入って正面に鏡をつけて奥行を感じさせたり、また、暗い玄関はなおさら狭く感じるもの。窓を出窓にしたり、玄関ドアを明かりとりのあるタイプや袖がガラスになったタイプにして照明を明るくするなどの方法があります。
玄関ドアも大掛かりな工事をしなくても取替できるリフォーム専用ドアがあります。


外構・エクステリア・庭




Q 古くなった門扉(もんぴ)を取り替えたいのですが?また、商品はどんなものがありますか?
 門扉にはいろいろな材質がありますが、現在はアルミ形材、アルミ鋳物のものが主流です。
フェンスやゲートとトータルコーディネートできる商品や便利な電気錠付きのものもあります。
家の雰囲気やサイズに合わせて選んで下さい。








Q 駐車場に屋根をつけたいのですが?注意すること、また、どのようなものがありますか?
 カーポートは広さによって片側支持と両側支持の2タイプがあります。一般的な1台用としては片側支持のものが価格的にも手頃で多く使われています。屋根の材質によっても異なりますが、ガラスやアクリルよりも紫外線をカットして強度もあるポリカーボネートパネルがおすすめです。サイズは間口2.4mから奥行4.8mからです。2台用・3台用もあります。
ハイルーフ車用の柱やサイドスクリーンなどオプションも豊富に揃っていますので、予算、住宅に合わせて選んで下さい。


屋根




Q 屋根材の取り替えはどのくらいで行えばいいですか?
 材料により差はありますが、10年~15年くらいたてば割れやずれなど点検して、葺き替えを検討したほうがいいでしょう。その際は、下地材の状況により下地の貼り替えも必要です。
また、雨樋もあわせて点検し、補修・取替したほうがいいでしょう。
既存の屋根の状況によりますが、下地がしっかりしている場合は現状の屋根材の上から重ね葺きできる屋根材もあります。








Q 屋根や外壁の傷みが気になるのですが?
 屋根や外壁など、外廻りの塗装は3年から5年位で点検することが大事です。塗り壁の外壁や木製の破風(外観の見栄えをよくするために用いる隠し板のこと)は、塗り替えるだけでなくサイディングや亜鉛鉄板葺きに替える方法もあります。
瓦の破損やずれが原因で雨漏りが起きている瓦屋根は、その機会に耐震性も考慮して軽い屋根材に替えるのもよいのではないでしょうか?
窓や雨戸などの木製建具は、アルミサッシに取り替えた方がメンテナンスが楽になります。
また、セメント瓦からカラーベスト葺へ屋根材をかえると外観がきれいになるだけでなく、建物の荷重が小さくなり耐震性も高まります。


外壁




Q 外壁を新しくイメージを変えたい。
 色を塗りかえることでイメージを変えることもできます。外壁に重ねてサイディング等をはる方法もあります。








Q トタンが錆びて穴が開いたり相当痛んでいますが、錆びにくい製品って何かありますか?
 今の板金の中心は、ガルバニウム銅板を使用しています。ガルバニウム銅板は大変錆びにくいので大丈夫です。各メーカーも保障付きです。








Q ペンキの塗り替えってどのくらいもちますか?
 日照や、雨等又、立地条件により異なり、何年という事は言いきれません。単層弾性ウレタン塗装という材料にて下地塗り、中塗り、仕上げ塗りと3回塗りという工程をしますので約10年程と思います。


洗面




Q 洗面化粧台はどんなのがある?
 開口(広さ)によって、色々な組合わせができます。収納棚を洗面の横に並べたり、鏡の上に収納を組み込んだり等シャンプーができるシャワー付水栓や温度調節ができるサーモスタット水栓もあります。洗面台の高さも選ぶことができるようになっています。








Q 洗面・脱衣所が寒いのですが何か良い方法はありますか?
 洗面所用の暖房機があります。天井や壁に取付けるタイプです。床に置くタイプではないので洗面・脱衣所が狭くなりません。電源が必要になりますので電気工事がいります。








Q 洗面、脱衣所の湿気をなくすには?
 湿気をなくす方法としては、まず換気扇を取り付ける方法があげられます。換気扇にも、湿度センサー付のものや24時間換気機能付の製品がありますのでおすすめです。又、洗面脱衣所の壁材として各メーカー調湿効果のある壁材がありますので併用すれば効果大です。








Q 洗面台の中の床が腐ってボロボロになっていますが洗面所の床自体はどうでしょうか?
 洗面台の床の腐蝕は湿気又は水漏れが原因の可能性が考えられますので、かなり前からその状態であるなら床自体も部分的に腐蝕していると思います。一度、リフォーム業者に見てもらう事をおすすめします。


トイレ




Q 工事中の仮設はどの程度準備頂けますか?
 トイレとお風呂に関しては仮設用トイレと仮設用ユニットバスを持ってきます。
キッチンについては縁側や掃出し窓のある場所を利用してコンパネとシートで囲いを作り流し台を設置します。
洗濯機も仮設流し台あたりか設置できる場所に仮設します。
洗面化粧台は流し台と兼用していただく場合はほとんどです。
しばらくの間は不便ですがしばしリフォーム期間を楽しみましょう!








Q 高齢者に配慮したトイレにするには?
 まず、和式トイレの場合は洋式トイレへの改修をおすすめします。
壁には立ち座りを補助する手すりを取付し、入口は引き戸で、敷居の高さもつまづかない様段差を無くし、入ると明りと換気扇が自動で付き、自動的に消えるような機能にし、便座は自動的にフタが開き、立ちあがると自動洗浄する機能など便利な商品を選択します。
他にも便座が昇降するタイプのものもあります。また、トイレの床が廊下より下がっている場合はかさ上げして段差を無くします。








Q トイレの便器を取替したい。選ぶポイントは?
 最近では、清掃性を考慮した汚れがつきにくく落ちやすい素材のものが人気です。
取替する際におすすめなのが洗浄暖房便座です。節水・節電・脱臭・部屋暖房機能などバリエーションが豊富です。便器と一体になったすっきりデザインのものもあります。
サイズも種類もメーカーによりいろいろ。機能、デザイン、予算に応じて検討してください。








Q トイレの便器にはどんな種類がありますか?
 
≪洗い落とし式≫座面が狭く水のたまり面も小さいので、洗浄時に水ハネがあります。
≪サイホン式≫座面がゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出するので、汚物の付着は割合少ないです。
≪サイホンゼット式≫座面がゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出。水たまり面が広いので臭気の発散があまりありません。
≪サイホンボルテックス式≫座面ゆったりサイズ。汚物を吸い込むように排出。水たまり面も広く、洗浄音も静かです。








Q 和式トイレを洋式トイレにしたいのですが。
 現状の床や便器を全て撤去してつくり直します。洋式便器を取り付けるのにあたっては排水管の位置なども考慮する必要があります。
最近では、狭い和式トイレの洋式へのリフォームに適応する便器・タンクのセットや、ある程度の排水位置に対応できるリフォーム便器があります。また、あわせて洗浄暖房便座を取付されたい時は電源(コンセント)が必要になります。


お風呂




Q 高齢者に配慮した浴室にするには?
 介護が必要になった時のことを考え、介護可能なスペース(1坪以上)を確保しておくことが望ましいでしょう。また、浴室の出入り、洗い場での立ち座り時等の為に手すりを取付けることをおすすめします。
内部は、またぎやすい高さの浴槽で、滑り止めのあるものにします。
床も滑りにくい仕上げ材を選び、入口は段差が無く有効幅600mm以上の引き戸か折れ戸にし、外から解錠できるようにします。
お風呂は最も事故が起こりやすい場所ですから、通報設備を設置する等、安全性の高い商品を選んだほうがよいでしょう。








Q システムバスには、どんな種類がありますか?
 大きさでは、0.75坪・1坪・1.25坪・1.5坪など。
他にもメーターモジュール対応、サイズ調整可能なものなどもでてきています。
設備面では、暖房機能付の浴室乾燥機や床暖房。水栓も安全面を考慮したビルトインタイプ、ミストサウナ機能などグレードアップしています。
壁材や浴槽も耐久性が高く、デザイン、質感も重視されてバリエーションも豊富です。
出入口に段差が無くノングレーチング(排水溝がない)バリアフリータイプが主流になってきています。








Q 在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?
 お風呂はオリジナリティあふれたものにしたい、という人向きなのが゙在来工法バス。
好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。床や壁も好みで作ることができます。既存の広さもそのまま使えます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。
システムバスは、完全自由度には欠けますが、機能性、設備面ではかなりグレードアップされています。工期が3~4日ですむ、というのもなかなかの魅力です。

 

キッチン




Q 高齢者に配慮したキッチンにするには?
 まず、床は濡れても滑りにくく汚れにくい仕上げにします。負担が無い様、クッション性のあるものもよいでしょう。カウンターも足腰に負担がかからない高さのものを選び、安全に配慮し、立ち消えや消し忘れに対する安全装置がついている調理器具や、天板より一段低くなったコンロ、炎が出ない電磁調理器なら、尚安心です。
水栓はレバーが操作しやすく、湯温調節が容易なタイプのものがいいでしょう。
また、車イスやスツールに座ったままで台所仕事ができるニースペースタイプのキッチンもあり、足元に床暖房、または足元温風機などを取付けるのもおすすめです。








Q キッチンとリビングを一体感のあるものにしたいのですが?
 キッチンとリビングにある間仕切りを取り外して、セミオープンタイプのキッチンにリフォーム。
また、キッチンの色、質感をリビングと合わせつながりを生み出していきます。内装もリビングに合わせて改装します。








Q キッチンが狭い。オープンで開放感のあるものにしたいのですが?
 狭いキッチンは増築し、コーナー部分に出窓を設けたり高窓やトップライトを設けます。
明るい日差しが差し込むさわやかで、すがすがしい雰囲気のキッチンになります。








Q キッチンがリビングから見えないようにするにはどうすればいいですか?
 LDと一部屋続きだったキッチンを、間仕切の部分に高さのあるハイカウンターを採用し、キッチンがリビングから丸見えにならないよう工夫します。リビングから見るとハイカウンターが開放感を持ちながら適度な目隠しとなります。








Q キッチンの収納にはどんなタイプがありますか?
 デッドスペースを生かし、奥にしまっていたものが取り出しやすいスライド式のものが増えています。上部の収納は、手元まで引き下げることができる昇降式のものもあります。
また、収納庫には、壁付タイプ、間仕切タイプ、家電収納タイプなどがあり、壁の色、デザインもキッチン本体に合わせられる様になっています。








Q お手入れが簡単できれいなキッチンにしたいのですが?
 天板は機能性を重視するなら、ステンレスが一番です。汚れ落しも簡単で、いつも磨いてさえいれば大丈夫です。
壁面の主流はフッ素加工のパネルが人気です。見た目が美しい上に目地が無く、毎日のお手入れも簡単です。また、扉がコーティングされたキッチンもおすすめです。
汚いもので困るのはゴミの収集場所。すっきりしたキッチンについ出っ張るのがゴミ箱。
シンクの下や収納カウンターの下をオープンにしてキャスター付ゴミボックスをセットしたり、また、生ゴミシューターやディスポーザーを取り付けるのもいい方法です。








Q ワークトップの種類と高さはどのくらい?
 標準的なワークトップの高さは85cmですが、80cmから90cmまで調整が可能です。
使いやすい高さの目安は、身長の1/2プラス5cmといわれています。奥行は65cmが一般的です。
ワークトップの種類はいろいろあり、熱に強いステンレス、メラミンポストフォーム、タイル、大理石、人造大理石など好みで選べます。人気の人造大理石は、ステンレスと比べた場合、質感もよく高級感が得られる利点があります。
しかし、本格的に料理をする人はステンレス派が多いようです。ステンレスは清潔で着色が無い為、手入れも楽です。








Q システムキッチンの値段と種類、選ぶ時のポイントは?また、他にかかる費用はありますか?
 システムキッチンはI型・L型の2種類で価格的にも手頃な簡易型と自由にレイアウトできるが高価な部材型があります。一般的には簡易型がほとんどです。
ワークトップの素材、扉材の種類によって価格に大きな差がでてきます。最近は、機器類もバリエーションが豊富です。今のキッチンの不満を解消してくれる機能をプラスすると良いでしょう。
また、費用としては既存キッチンの解体費用、取付費、ガス・水道工事費等がかかります。








Q 今までのキッチンの場所を移動してリフォームできますか?
 キッチンの移動では、排気や排水の検討が必要です。特にマンションの場合は、排気ダクトを変更することで吸い込みが悪くなったり、排水の勾配がとりにくく排水管がつまりやすくなったりする場合がありますので、注意が必要です。








Q キッチンのタイプにはどんな種類がありますか?

キッチンのタイプ

≪オープン型≫キッチン、ダイニング、リビング全てが見渡せるタイプで、広がりが出る為、インテリア性が高いキッチンといえます。ただし、どこからでも誰からでも見られるキッチンとなるので、収納や片付けに注意が必要です。

≪セミオープン型≫一番人気のあるタイプで、カウンターなどで区切られており食卓からは作業場はあまり見えませんが、キッチンとは完全にシャットアウトできない為、臭いや煙が流れる、といった事もあります。

≪独立型≫キッチンだけが個室として独立しているタイプです。中が見えないので調理に専念できますが、他の部屋の様子はわかりにくい面もあります。

配列によるタイプ
I型・・・ガス台、調理台、シンクが一列に並んだ型で、作業しやすくスペースをとりません。
II型・・・ガス台などと調理台が2列になっている型でスペースがフル活用できます。
L型・・・L字型にシンク、調理台、ガス台が並んでいる型でゆとりがあります。
U型・・・U字型にシンク、調理台、ガス台が並んでいる型で作業しやすく複数の人でもOKです。
アイランド型・・・離れ小島の様に、本体と離れて調理場があるタイプ

以上のようなタイプに分けられますが、家族構成や生活習慣も充分考慮し、どのタイプが適しているか自分の家に合うキッチンを選び出すことが大切です。


お見積り・費用・ローン




Q 少しでも有利な返済方法は?
 ローンを組むに際し、まず返済方法の基本を知ることです。
リフォームローンの返済期間は様々です。
返済方法も、ボーナス払いを含めるか含めないかで毎月の返済額は変わりますが、問題は返済能力を考える事です。返済方法には、元金均等返済と元利均等返済の2通りがあります。
元金均等返済では、毎月返済する元金が一定で、金利はその時点の返済残額にかかります。
ですから、返済当初は返済額がかなり多く、必要月収も多くないと大変ですが返済額は次第に少なくなります。これに対して、元利均等返済は、毎月の返済額が一定で、当初の返済は容易ですが、金利部分を先に払うシステムの為借入残高は思ったより減りません。
民間のリフォームローンは、固定金利と変動金利の2通りの金利設定を選べるのが普通です。
固定金利は借入時の金利が最後まで続く金利で、変動金利は返済途中で金利が変化するものです。
金利が低い水準のとき、変動金利は固定金利より低く、逆に金利水準が高い時、変動金利は固定金利より高いのが一般的です。








Q 住宅金融公庫から借りれる最高限度額は?
 融資額は工事費の80%以内で、全額は借りられません。
バリアフリーなどを除く一般リフォームローンの場合、限度額にあたる「基本融資額」は530万円(修繕や模様替えなどは240万円)です。これに、「特別加算額」200万円、住宅積立郵便貯金をしていると「郵貯加算額」100万円が上乗せできます。








Q 住宅金融公庫から借りたいが、誰でも借りれるのでしょうか?

* 融資条件は、工事完了後の住宅部分の床面積が50m2以上、マンションの場合は40m2以上であること。
* 自分が住んでいる住宅が対象ですが、配偶者や親族の所有でもOK。年齢条件は、原則70歳未満。
* 毎月の収入が返済額の5倍以上あること。








Q 公的なリフォームローンにはどんな種類がありますか?
 公的ローンの代表は、住宅金融公庫の一般リフォームローンとクイックリフォームローンです。
一般リフォームローンは、本格的な増改築などで利用できます。
クイックリフォームローンは、システムキッチン・洗面化粧ユニット・浴槽といった水廻り工事で高性能住宅部品を使うと、対象になります。
融資条件は、一般リフォームローンと同じですが、手続きが簡単なのが特徴です。ただし、融資申し込みや工事完了後、住宅金融公庫の承認を受けた調査員の判定が必要です。
住宅金融公庫以外の公的機関に、年金福祉事業団があります。また、都道府県、市町村などの地方自治体でもリフォームローンを扱っています。








Q 工事費以外でかかる費用がありますか?
 大がかりなリフォームの場合で敷地に余裕が無ければ、資材置き場や工事車輌用の駐車場を借りる必要があります。
仮住まいをする場合は、家賃や引越し代がかかります。また、ローンを利用するのであれば、事務手数料が必要。そのほかに、カーテンや照明、家具なども考えておきましょう。








Q 予算内できちんとリフォームするコツは?
 現在の住まいへの不満を書いてチェックシートをつくるのをおすすめします。
漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。
また、リフォーム雑誌や本で情報を収集して、イメージを伝えやすい写真などがあれば切りとるなどして打合せに活用してください。
住宅設備機器などの取替の場合は、ショールームに行って実際の使い勝手や、寸法をチェックするのも失敗しない為のポイントです。


リフォーム全般




Q 近隣に対する騒音や解体音が気になるのですが?
 ご近隣への配慮はもちろんしなければなりません。
当社でもご近隣のご挨拶をさせていただきますが、工事規模によりご本人さまも行かれたほうがよろしいでしょう。
解体の際の音ですが、養生をしても音はどうしても発生してしまいます。
ご近隣の協力は必要となりますのでご理解下さい。








Q 工事中の荷物の保管や仮住が必要な場合は?
 仮住まいが必要な場合は当社で手配いたします(有償の場合あり)。
ただし工事中に住めない場合に限ります。
荷物は当社の仮置き場倉庫で保管します。運搬はこちらでしますのでご安心下さい。
また引っ越し用のダンボールを無償で貸し出します。ご利用下さい。








Q 工事中のほこりやゴミはどうなるのですか?
 基本的にはほこりのかかるところには養生をします。
しかしほこりはどんなに気をつけていても放散しますので施工場所の近くには汚れてはいけないものを置かないようにして下さい。
ゴミや廃材は1~2日に1回当社のほうで引き取りにきます。
大切な家具や細かなインテリアははずしておいたよいでしょうね。








Q 工事は何時から何時までですか?
 職人や業者さんの可動時間は朝8時から夕方6時(季節による)ぐらいです。実際にお客様のところに伺うのは、8時20分か30分くらいが朝の目安になります。
日曜日は休みですが土曜日・祝日は現場に出る事が多いです。
休憩は10時と3時ですが、お茶菓子の気遣いは必要ありませんよ。








Q リフォームで住宅の断熱ができますか?
 断熱材が入っていない箇所に断熱材を入れたり、内付けサッシをつけたりとかいくつか方法はあります。ただし、きちんとした防湿対策、通風、換気計画も必要です。








Q リフォームで防音・遮音対策できますか?
 壁は、ボードを2重貼りにしたり、グラスウールを入れたり等の方法があります。
床の場合は、下地を二重床にしたり防音フローリングを用います。特に畳やカーペットの床をフローリングにするときは注意が必要です。
また、プランニング時に水廻りの壁の横に収納を配置するなども、水音などを軽減するのに有効です。
オーディオルーム、ピアノ室などは特に遮音性能の高い内装材や建具の選定が必要です。
スペースがあればユニット型の防音室の設置も検討されるといいでしょう。








Q 高齢者に配慮して安全性を高めるポイントは?

  1.トイレの扉は引き戸か外開きにする。
  2.ドアのノブは扱いやすいレバー式ハンドルにする。
  3.階段は、可能なら広く緩やかで踊り場付きの曲り階段がよい。
  4.わずかな段差がつまずきやすい。段差を無くして平らに。
  5.浴槽の形は和洋折衷型のもので、半埋め込み式がよい。
  6.階段の照明は、踏み面を集中的に照らす足元灯を併用する。
  7.玄関や廊下、浴室、トイレ、階段に手すりをつける。
  8.車イスで廊下や出入り口を通るには、1m以上の幅が必要。
  9.床材選びは慎重に。滑りにくい材料がよい。
  以上のようなポイントがあります。








Q 増築で家を広くしたいのですが、どこまでできますか?
 増築する部屋の使用目的はもちろん、外観もよく考慮することが必要です。一階部分に既存の屋根の下に差しかけての増築が費用的には安くすみますが、天井が低くなったり、見かけも良くありません。
逆に、一部を解体して既存の部分を広くする場合や平屋に2階を増築する場合などは費用も工期もかかります。
また、建築基準法で規制を受けたり、確認申請が必要な場合もありますので住宅の地域の指定など事前に確認しておくと良いでしょう。








Q だいたいの目安として、築後何年くらいでリフォームや機器の取替は必要ですか?

  内装、外部、住宅設備機器等また、使用材料によっても異なります。
  以下、大まかな目安をお答えします。

  *キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの住宅設備機器
  15年~20年ごと。
  給排水管、ガス管などもチェックしてあわせて取り替えられるといいでしょう。

  *塗壁、ビニールクロス貼替、カーペット、フローリングの貼替
  10年~15年ごと。

  *外壁の塗替え(吹付けタイル工法)
  約10年ごと。
  現在は、高耐久性の塗料や上から重ね貼りできるサイディング等、種類も豊富です。
  耐久性や予算を考慮して検討されるといいでしょう。

  *屋根の塗替え(葺き替え)
  10年~15年ごと。※材料により異なります。
  屋根の場合は、割れの補修や樋の取り替えなども必要です。また、重ね葺きできる
  高耐久の金属屋根材などもおすすめします。








Q 住宅のリフォームで間取りの変更は自由にできますか?

  家屋に構造によってはできないリフォームがあります。
  以下、代表的な構造でお答えします。

  *在来工法(最も多い一般的な木造住宅)
  木造住宅の中では、法的な規制を守ればかなり自由にプランできます。
  ただし、一部屋を大きくする、大きな開口部を設けるときは、補強なども必要なので検討が必要です。

  *2×4工法(輸入住宅、メーカー系住宅)
  壁で建物を支える構造の為、間取り変更は制約が多く、壁を壊して部屋を広げるなどの
  増改築はまず無理と考えたほうがいいでしょう。

  *プレハブ工法(メーカー系住宅など)
  メーカーにより材質や工法はまちまちですが、一般に壁パネルを合わせた工法の為、
  開口部を設けたり壁を取り除いたりには制限があります。

  *鉄骨造
  在来工法でいう筋かいと同じようなブレースが壁面に入っている為、壁を取り除いたりには制限があります。

  *鉄筋コンクリート住宅
  柱と梁以外は自由に間取り変更が可能です。ただし、面積が広い住宅で補強のコンクリート壁が
設けられている場合、その壁は壊せません。








Q 古い木造住宅、建て替えとリフォームではどちらがいい?
 全面改修で新築より高額になる場合や、かなり老朽化が進み、地盤や土台、柱に問題がある場合などは、建て替えをおすすめします。ただし、建て替えとなると取り壊し費、2度の引越し費用や仮住まい費用など、余分に資金が必要です。
予算に限りがある場合、急を要する場合はリフォームを。
また、建物が敷地ぎりぎりに建っている場合など、建築基準法が建築当時と異なっていると規制を受けて建て替えると今より小さい家屋になるときもリフォームをおすすめします。








Q リフォームの工事は何日くらいかかるの?
 工事にかかる日数は、リフォーム内容や建物の状況によって違ってくる為、一概には言えません。あえて目安をあげるとすると、内装工事では一週間、ユニットバスの交換は2日、システムキッチンの交換は4~5日、内装工事と水廻りの設備の交換などの全面改装で約1ヵ月、間取り変更も含む全面改装なら約2ヶ月位です。(マンションの目安)
一戸建ての場合では、骨組だけを残しての全面改修は新築よりもやや短い位の工期がかかります。工程が複雑で職種が多いと長くかかります。
また、マンション、一戸建ていずれも解体してみて問題が見つかることもあり、補修などの為に予定よりも工期がかかることもあります。








Q 住みながらでも工事できますか?
 一戸建てでもマンションでも住みながらで大丈夫です。大がかりなリフォームの場合でも、部屋毎や1、2階に分けて工事したりできます。
ただし、水廻り等の工事では、数日間キッチンやお風呂が使えなかったりの不便な面はでてきますので、考慮しておく必要はあります。








Q リフォーム会社に相談したり見積りを取ったりしたいけど、その後しるこく営業してきませんか?
 会社により差はありますが、良心的な会社であれば頻繁に電話したり、直接訪問したりすることはあまりないと言えます。
リフォームの場合は、個々の住まいの状況を実際に見て確認しないと正確な金額が出ないケースが多いですし、いい提案やプランもできません。見積り後に断っても構わないのですから、積極的に御相談なさってください。








Q 満足いくリフォームをするポイントは?
 現在の住まいへの不満を書いてチェックシートをつくるのをおすすめします。
漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。
また、リフォーム雑誌や本で情報を収集して、イメージを伝えやすい写真などがあれば切りとるなどして打合せに活用してください。
住宅設備機器などの取替の場合は、ショールームに行って実際の使い勝手や、寸法をチェックするのも失敗しない為のポイントです。






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