代表挨拶
代表あいさつ
山の暮らし
私は高知県土佐郡土佐町の出身です。１５才で家を離れるまで自然豊かな山の暮らしをしていました。小学校はバス停まで１時間の山道を歩き、バスに４５分揺られたら学校にたどり着くというほどで、この話をすると皆ビックリしますが(笑)
先祖代々長い間森を守り米を作り畑を作り果樹を育てる・・・今風にスローライフというとかっこいいですがかなりワイルドな毎日。ただ、コツコツとモノを作っていくという生活が私に基本を教えてくれたように思います。親の配慮で大工の道に進んだのも自然の流れでした。
１８才から棟梁の家に住み込んでの修行生活を送っていたある日、新居浜で大工をしている叔父から「１週間ほどこっちを手伝って欲しい」と言われたことが、今となっては人生の大きな転機に・・・。
１週間のつもりが結局３０年以上も住む事になるとは夢にも思いませんでした。
愛媛での生活
２０代で疲れ知らずな当時の私は朝早くから夜遅くまでがむしゃらに働いて、合間にソフトやバトミントンもしたりで、これまたがむしゃらに遊んだなぁ。
初めて１棟任された時は寝る間も惜しんで取り組みました。そうしてひと通り経験を積んだ後、２７才で独立。３７才で法人化した頃は職人集団を束ねる現役大工として、主にゼネコンやハウスメーカーの下請けや紹介で請け負った仕事など、個人住宅・事務所・店舗、ある時は橋まで作りました。
無ければ作る。できないでなく出来る方法を見つける。モノづくりは本当に奥深いです。
仕事は順調でしたが、ハウスメーカー他での下請け仕事は色々と思う事があり、直接施主様とともに家づくりをする道を選びました。
作ることには自信があったけど、営業はまったく自信なし。不安なスタートでした。2005年のことです。
そして現在
まったく宣伝活動をしてこなかったので知名度ゼロ。ワダケンホームを立ち上げたものの、何をしていいのか分からない。方々のセミナーに参加して必死に勉強しました。
見学会を開いたり相談に来られたお客さんに、家づくりのことはたくさん話しても、
お客さんの名前さえ聞き忘れたり、会社案内の資料さえなかったり・・・。いや～無謀でした。
とはいえ今も、売り方は下手だなぁ～我ながらつくづく思います（苦笑）
それでもお陰さまで多くの人の支えやお客様との出会いがあり今日に至っています。
独立して２６年。ワダケンを立ち上げて８年。新築 ・ リフォーム等の施工に携わった家は１０００軒を超えました。 本当に出会う人に恵まれています。いいお客様ばかりに出会えます。
だからこそ、もっといい家を作りたい。安心・安全は当然のこととして納得の住まいにして欲しいから、契約を急かすこともしていません。
そして、今も目の届く範囲で納得いく仕事がしたいから…いい営業よりもいい工務を雇いたい。そう思うんです、どうしても。職人魂なんでしょうね。
これからも最高のスタッフや協力業者さんたちと最高のお客様のためにいい家づくりをしていきます。どうぞよろしくお願い致します。
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